日本で最も行われているリトミック指導法を学びませんか?
リトミックは、「音楽で楽しく学びながら、子どもたちの力を伸ばす教育」です。
1988年の設立以来、リトミック研究センターは、それまで日本で
行われてきた指導研究法をさらに推し進め、現代の子どもたちや、
教育研究法に合わせて楽しめる「こどものためのリトミック」を実践しています。
近年、保護者の教育への関心が高まるにつれて注目されるリトミックは、
全国11,000名以上の指導者会員が、音楽教室はもちろん、
保育園や幼稚園等の保育〜幼児教育など様々な現場で子どもが子どもらしくあるために、子どもの目線に立った指導をしています。
安心の歴史と実績
リトミックは、20世紀初頭にスイス・ジュネーブの作曲家で音楽教育家でもあったエミール・ジャック=ダルクローズ博士によって創案され 間もなく日本でも教育家や音楽家、演劇人、舞踏家などが学び、それぞれの分野で取り入れていました。 そして戦後間もなくニューヨークで学んだ板野平(1928〜2009年)が、国立音楽大学の専門過程において教鞭とったことにより、本格的なリトミック教育が広まって行きます。 リトミック研究センターは、1988年、その板野平氏を顧問に迎え、現代表・岩崎光弘により「リトミック教育をわが国に広く普及し、ひとりでも多くの子どもたちが恩恵に俗すること」を願って設立されました。 2002年7月には、内閣府の認証を受け、「特定非営利活動法人(NPO法人)」として、さらに発展を続け、今日では、指導者会員数11,000名以上が在籍する、わが国でもっとも大きく、充実した指導者組織となりました。 リトミック研究センターは、以下の主要4事業を通じて、21世紀を担う子どもたちの育成に努めています。
指導者育成
- 教員養成校
- ディブロマAコース
- 指導者養成コース
- 月例研究会
子どものための
リトミック
リトミックおよび、
リトミック指導法の
研究と研究成果の提供
混同されがちなリトミック
「音楽と動き」の活動なので、単に「リズムあそび」や「ダンス」と混同されがちです。 ダンスは身体表現そのものを目的にしているのに対して、リトミックは、楽しく音楽と触れ合いながら、 基本的な音楽能力を伸ばすとともに、身体的、感覚的、知的にも、これから受けるあらゆる教育を充分に吸収し、 それらを足がかりに大きく育つために、子どもたちが個々に持っている「潜在的な基礎能力」の発達を促す事を目的とした教育です。
言語、数、感覚などをテーマに、いろいろな教材を使用して興味付けをし、 子どもたちの“自ら発達しようとする力”を援助し、自主性と集中力、自立心 と責任感などを育成します。
音楽に身体全体で反応させることにより、 リズム感や音感などを培います。
音楽を通じて、自然や生活などいろいろなテーマで 自己表現することを学び、感受性豊かな情操を育みます。
知育教育との違い
教育には、大きく分けて2つの種類があります
どちらも大切であることには代わりがありませんが、【知育教育】は一生を通じて取り組む事ができるのに対して、
それらの知識や技術を吸収し上手に活用できるよう、個々の様々な能力を大きく育てる【人間教育】は、
感覚神経が大きく育つ幼児期にこそ大切な教育です。
リトミックは音楽に反応して表現する事を通して、心理的に身体的に基本的な能力を高めていくための【人間教育】です。
子どもたちは、楽しく音楽に合わせて身体を動かすリトミックが大好きです。
指導実績トップクラスの 一流講師陣
リトミックの専門教育機関ならではの豪華な講師陣をそろえています。
また、授業が楽しいこと、そしてクラスの仲間の支え、先生のサポートは少人数ならではの当校の誇りです。
月例研修会
リトミック研究センターでは平日忙しい方のために、全国各地で毎月1日3時間、休日に月例研修会を行なっております。
リトミック指導者を養成するためのコースを開設し、年間9回の、優れた講師陣による講習
[1]リズム運動 [2]実績指導法 [3]知育教育活用法
[4]ソルフェージュとリトミック指導のためのピアノ演奏法などを行っています。
これらの講習により、すぐに現場で役立つ指導法(1歳から5
歳までの年間カリキュラム)から、
ご自身のリトミックにおけるレベルアップまで、色々な角度から子どもたちの教育を考えていきたいと思っています。
そして、定められた過程を修了、資格認定試験合格者には、当研究センターより《指導資格認定証》を交付します。
幼児に対するリトミック指導の実践的手法を学びます。
受講者自身の理論面、技術面のレベルアップをします。
月例会コース体系表
取得資格
※【ディブロマA】指導資格は、教員養成校卒業生のみ認定。
指導者の育成カリキュラムは、リトミック理論やリズム運動、キーボードハーモニーなど、指導のベースとなる技術、能力、知識の習得・向上は勿論のこと、指導プログラムの効果を最大限に発揮させるための実践手法(ティーチング)を主体として、習得レベルに応じて五段階に分割。
初めてリトミックに接する方でも、無理なく、身につけていくことができ、習得したものをすぐに実践できるよう、3歳児対象のリトミックから導入します。
資格習得後に教室開設した指導者には、よい教育を行うための様々なサポートを行なっています。
リトミック研究センターのこどものためのリトミック認定教室は、一定の基準をクリアした教室を全国に展開していくために、教室開設にあたって教室環境、運営者、指導者などの条件を確認し、本部が認定するものです。
認定後は、「リトミック研究センター認定教室」、「こどものためのリトミック」の名称を使用して教室運営ができ、リトミック研究センター本部、同支局からの各種サポートが受けられます。
指導者養成コース(初級)のカリキュラムです。
特にティーチングでは、研究センター独自に開発された年齢指導カリキュラムとリトミック教材を使用します。
資格取得者の声
リトミックを学ぼうと思ったきっかけは、長男が産まれ一緒に音楽を楽しみたいと思ったからでした。
一緒に学ぶクラスメイトも育児や仕事を両立している方が多く、励まし合いながら学ぶことができました。
授業ではリトミックの指導法をはじめ、ピアノ演奏法やソルフェージュなどの音楽の基礎知識のほか
モンテッソーリの知育の授業など幅広く、経験豊富な先生方の様々な角度からのアプローチでさらに
リトミックの知識、理解を深めることができました。ひとりひとりのレベルにあった指導をしてくださるので、
自分のペースで目標を持って学ぶことができます。
私は1年目にディブロマBを取得し、すぐに認定教室を開講しました。2年生の授業ではより実践的な内容を学ぶことができるので
疑問点を先生に相談したり、レッスンでのアイディアなどをクラスメイトと共有したりと、自分の教室で活かすことができました。
愛情深く、熱意あふれる先生方にたくさん刺激を受け、人生の大きな一歩を踏み出すことができました。
これからも日々勉強を続け、リトミックを通してたくさんの子どもたちを笑顔にしていきたいと思います。
生活必需品という言葉がありますが、音楽必需品という言葉があるとするならば、リトミックはマストアイテム。 これは私の2年間の教員養成校で実感したことです。リトミックには音楽の総合力が含まれているだけでなく、生きる上で普遍的なものが 含まれています。ダルクローズ創案のリトミックを学んできましたが、飽くなき探求はまだまだ続きます。ダルクローズ の理念、時代背景、交友関係など、深く掘り下げたい事柄はつきることがありません。幼稚園教諭として子ども、保護者と 関わってきた十数年間。今後は、養成校で培ってきたリトミック力(・・・・・・) を現場で活かす時。動揺しながらの2年間、正直しんどいと思ったことはありますが、不思議と授業を 受けるとだんだん元気になるのです。脳の活性化でしょうか。授業後はスッキリするのです。 ありがとうリトミック!私の世界を広げてくれました。皆さんもご一緒にリトミックの世界を体験してみませんか?
私は、東京都江東区でダンススタジオを主宰しています。子どもたちにレッスンをしていて、リズムに うまくのれない子どもや、集中力が保てない子どもはどう指導したらよいか悩んでいました。 そんな時、知り合いからリトミックをやってみたら?と言われ、月例研修に参加することにしました。 そこで出会った先生方の素晴らしさに衝撃を受け、私もこんな先生になりたいと思い、ディブロマA 取得まで頑張りました。仕事をしながら勉強するのはとても大変でした。でも、クラスメイトの方々に たくさん助けていただきながら楽しく学ぶことが出来ました。 私はリトミックの先生にはなりませんが、リトミックで学んだことは子どもたちのダンス指導に大いに 生かされていると感じます。また、私自身も音楽を学んだ事で今まで以上に音楽を理解できるように なり、身体表現についても深く考えるようになりました。振り付けなどにも役立ち、 私もよりダンスを楽しめるようになりました。リトミックは子どもに関わる教育に全て繋がると思います。 ぜひ、沢山の人に学んで欲しいと思っています!
音楽大学を卒業後、マリンバ奏者として活動していました。 数年前より中学校で音楽を教えるようにもなり、理論を実践に移す難しさを痛感。試行錯誤を重ねる中 でリトミック教育に興味を持ちました。オープンスクールで初めてリトミックを体験した時の楽しさ、 新鮮さは今でも覚えています。毎回の授業も楽しく、充実したものでした。今までの音楽経験から知っていることでも、視点を変えて新たに気づくことも多くありました。 中学校の授業でリトミック教育をそのまま取り入れることは難しいですが、音楽的な感受を大切にした 授業作りを考えるうえで、その学習方法や指導方法は多いに応用できると感じています。 養成校のカリキュラムを通して、音楽の捉え方が広がり、また、マリンバ演奏での身体の使い方をより 意識するようになるなど、自身の変化もありました。仕事との両立が大変な時期もありましたが、この 2年間の学びはとても大きいものでした。